新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に気をつけましょう!
日本薬剤師会(会長 山本信夫)から以下のとおり連絡がありましたので、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に気をつけてください。
政府は2 月17 日、新型コロナウイルス感染症対策本部の下に設置された新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の議論(2 月16 日開催)を踏まえ、国民に向けた「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安」をとりまとめ、公表しました。
各会員におかれましては、内容についてご理解いただくとともに、薬局・ドラッグストアの窓口や店頭においては、来局者・来店者の方々への情報提供に努めていただくようお願いします。
新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安
1.相談・受診の前に心がけていただきたいこと
○ 発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える。
○ 発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく。
2.帰国者・接触者相談センターに御相談いただく目安
○ 以下のいずれかに該当する方は、帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
○ なお、以下のような方は重症化しやすいため、この状態が2日程度続く場合には、帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
・ 高齢者
・ 糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方
・ 免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
(妊婦の方へ)
妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
(お子様をお持ちの方へ)
小児については、現時点で重症化しやすいとの報告はなく、新型コロナウイルス感染症については、目安どおりの対応をお願いします。
○ なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。
3.相談後、医療機関にかかるときのお願い
○ 帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。
○ 医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。
新型コロナウイルスを防ぐには
2月17日、厚生労働省からは「新型コロナウイルスを防ぐには」として、新型コロナウイルス感染症の特徴や日常生活で気を付けること、そして、どのような場合に相談・受診するのかが示されました。
corona1 corona2マスクに関する国民向けポスター
今般のマスク不足の問題を受けて、全国マスク工業会や厚生労働省など関係省庁等の連名により、マスクに関する国民向けポスターが作成されました。
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