「ユリーフ®」と「ユリノーム®」の販売名類似による取り違え注意についてお知らせします！

製薬企業からの医薬品の安全使用（取り違え等）に関するお知らせ

　独立行政法人医薬品医療機器総合機構に次のお知らせが掲載されました。
　「ユリーフ®錠2mg・4mg、ユリーフ®OD錠2mg・4mg（一般名：シロドシン）：選択的α1A遮断薬、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬」（製造販売元：キッセイ薬品工業株式会社、販売元：第一三共株式会社）と「ユリノーム®錠25mg・50mg（一般名：ベンズブロマロン）：尿酸排泄薬」（製造販売元：鳥居薬品株式会社）の「販売名類似による取り違え」につきまして、既に2011年9月に注意喚起しておりますが、注意喚起発出後も2019年9月20日までに「販売名類似による処方誤り及び調剤時の取り違え」事例が19件報告されております。また、発生年月不明の事例が1件報告されております。
　*公益財団法人日本医療機能評価機構 「医療事故情報収集等事業」及び「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業」より
　これらの薬剤を処方又は調剤いただく際には薬効及び販売名等を今一度ご確認いただき、 処方間違いや薬剤取り違えに十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。

　また、同様の販売名類似による取り違え事例が次のとおり発生していますので、併せてご注意をお願いいたします（タイトルをクリックしていただくと個別の詳細なPDFデータが確認できます）。

掲載年月	タイトル
2019年11月	「ユリーフ錠」と「ユリノーム錠」
2019年9月	「セニラン錠」と「セルシン錠」
2019年9月	「ザイティガ錠」と「ザルティア錠」
2019年9月	「アスベリン錠」と「アスペノンカプセル」
2018年11月	「エクセグラン」と「エクセラーゼ」
2018年10月	「マイスリー」と「マイスタン」
2018年7月	「ノルバデックス」と「ノルバスク」
2017年12月	「テオドール」と「テグレトール」
2017年10月	「リクシアナ錠」と「リフキシマ錠」
2017年10月	「ザイティガ錠」と「ザルティア錠」
2017年5月	「ノルバデックス」と「ノルバスク」
2016年3月	「ノルバデックス」と「ノルバスク」
2015年7月	「デュファストン錠」と「フェアストン錠」
2015年6月	ザイティガ錠とザルティア錠
2013年4月	エクセグラン、エクセミド、エクセラーゼ
2012年10月	セロクエルとセロクラール
2012年6月	マイスリーとマイスタン
2012年1月	アマリールとアルマール
2011年10月	ユリーフとユリノーム